「脊髄小脳変性症」で車椅子。「伊豆のバリアフリー旅行会社 青いかば旅行社」代表の日記

日々のたわいもない出来事、バリアフリーのこと等を書いていきたいと思います。

ユニバーサルツーリズム推進連絡会 会合等(誰にでも優しい社会に1歩でも近づく為に)

”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

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概要

10月12日はユニバーサルツーリズム推進連絡会の会合等があり県庁に連れて行ってもらいました。県庁と言っても静岡県は広いので、行くのに家からは数時間かかります。

駅前からは、路線バスで行きましたが、地方都市でバスを使ってみる事に意味があります。どの位車椅子で普通に出かけられるのかがわかり、乗客含めどのような行動をするかで民度もわかります。

民度を高めよう!

民度をあげていく為にも福祉教育は大切。

いくらハード面を整備してもハート面が伴わなければ仕方がありませんから...

 

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高齢者と障がい者の旅を応援します。

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経営塾(2017年度 第2回:勉強して1歩だけ前に進もう!)

”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

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概要

10月6日 19:00~21:00で、伊東商工会議所主催の「伊東経営塾」で講演が行われ連れて行ってもらいました。今回は次女が熱を出してしまったので、私1人での聴講でした。

 

石坂産業株式会社 代表取締役 石坂典子 氏

「絶体絶命~産廃会社の娘、逆転を語る~」

 

お父様の会社を引き継いだとは言え、さまざまなアイデアを実現し産業廃棄物処理会社を柱にリサイクル事業・里山再生事業に取り組み、将来的にはエネルギー事業に取り組みたいとおっしゃっていたので、時代の流れ・体力にあわせて事業のスタイルを変えていかなければいけないということを感じたところがとても勉強になりました。

・屋外だった産業廃棄物処理を建物を作って屋内にした

・会社のまわりの林のゴミ拾い

・林にゴミがなくならないのは林がうっそうとしているからだと言うところから、建物周辺の里山の管理・整備

 

屋外だった産業廃棄物処理から環境への広がりは”結果としての環境”なのだと思いました。

結果としての環境

”地域の方達に求められていない会社”の存在意義を考え、色々工夫・取り組みをし”地域の人に求められる会社”に変えていったことは素晴らしいと思います。

 

レベルに雲泥の差がありますが、私達が起業当初から言っている”住んでいる人達に優しい街は、観光客にも優しい街になるはず”という考えにも共通していると思います。

 

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講演:伊東市立南小学校

”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

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講演

10月4日は伊東市立南小学校4年生の総合的な学習の時間(福祉)の授業で講演をさせて頂きました。彼ら・彼女達とは9月26日の車椅子体験の時にも一度会っています。

 

いつも話の中で言っているのですが、

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”①困っていることに気がつくこと”

”②相手の立場に立って考えること”

”③考えるだけではなく行動してみること”

考えるだけではなく困っていそうだなと思ったら行動してみること(何て声をかけてよいかわからなければ「何かお手伝いしましょうか」とあくまでも相手が判断できるように聞くこと)

”④やり続けること”

相手の方の事情もありますし、あくまでも相手の意見を第一に考えることです。

例え「大丈夫ですよ」等言われたとしても、他の時に困っていそうな人を見かけたら、嫌だなと思わずにまた声をかけてみてはどうでしょう?と言っています。

このサイクルを学校・家・外 でも繰り返していくことで、少しずつ”心のバリアフリーに近づいてくれるのではと思っています。

 

話だけでもダメ。体験だけでもダメだと思います。

話+体験することが大切。

この生徒さん達は”外”で車椅子体験をしているので、街でもどんなところが大変で、どうすればよいのかも考えることができ”困っていることに気がつける”はずです。

 

このサイクルの考え方は障がい者高齢者という考えを日本語がわからない人達と置き換えるとインバウンドにもいえることだと思います。

 

おまけ

講演が終わった後、校長先生が挨拶に来てくださり、その時に9月26日の伊豆新聞車椅子体験の記事を見た方から
「とても良い事だからもっとやった方がいいと連絡がありました」と電話があったとおっしゃっていました。

このような話を聞くとやっていて良かったなと思いますし、この様な取り組みが広がって言ってくれればと思います。

 

 車椅子体験の時の様子は、以下のブログを参照して下さい。

khasekids.hatenablog.com

 

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車椅子体験サポート(伊東市立南小学校)

 ”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

概要

9月26日に伊東市社会福祉協議会と一緒に伊東市立南小学校へ 車椅子体験のサポートに行って来ました。

体験してみないとどんなところでどんなことを困っているか気づくことができませんし、自分(小学校4年生)が何ができるかも考えられませんから...

車椅子体験

私は長女や次女の運動会や授業参観等、学校行事にできるだけ参加しています。

そんな中で車椅子では不便なところも沢山ありますが、今回は車椅子の子が学校に通っているという想定でコースを考えて実施しました。

時間の制限もあったのですが、外で車椅子の簡単な操作説明の後、砂利道・坂道(昇り降り)・玄関・下駄箱を班に分かれて車椅子に乗る人・押す人・サポートする人と役割を交代して体験してもらいました。

 

車椅子に乗ることができなかった子は乗りたかったようですし、もう終わっちゃうの?という子もいました。もう少し時間があれば良かったかな~。

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 新聞

 9月27日の伊豆新聞に、この時の様子を載せて頂きました。

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観光に携わる方々に話をする時に時々話しているのは「”旅”というのは、最終的に”人”」だということです。この”人”を育てていくには福祉教育が必要だと思っています。

 

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感想(宇佐美中学校)

 ”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

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感想

随分前になってしまいましたが、伊東市宇佐美中学校の1年生の総合的な学習の時間総合的な学習の時間(福祉)の授業で講演させて頂いた時の感想を送って頂きました。

 

障がいがあるとやはり普通の生活と比べると大変な事も多いですが、福祉とは気持ちの持ち方1つで誰でも出来るし、主人公は自分達だと思ってくれたら嬉しいです。

後は体験することができて当事者意識が持てるようになると、どんなところでどんなことを困っているのか想像できて声もかけやすくなるはずです。

他人事ではなく自分の事として考えられるようになるはずですから。

 

以前、講演させて頂いた時のブログです。

khasekids.hatenablog.com

 

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経営塾(2017年度 第1回:勉強して1歩だけ前に進もう!)

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概要

9月14日 19:00~21:00で、伊東商工会議所主催の「伊東経営塾」で講演が行われ連れて行ってもらいました。

株式会社 佳論
代表取締役 辰巳 明弘 氏
「自分を経営する方法 ~「輝く自分ブランドで売る!」極意とは~」


バックパッカーで半年世界を巡った時英語を習得した経験もあり、習慣化し体験することで理解するだけでなく普通に出来る様に繰り返して体にしみこませビジネスに活かしていこうと言うものでした。

 

講演もほとんど体験が主で、関西弁で色々な人にツッコミをいれたりして、笑いっぱなしで全体的なテンションは関西弁の”サンシャイン池崎”でした。(あくまでも個人の主観です)

ポジティブ思考を習慣化していこうというもので

”人間に能力の差は無い。有るのは習慣の差”

”問題が問題ではない!”

”『あなた』が問題だ!”←これも主観です。

            ザブングル加藤の「ゾックゾックするやろ」の貯め風。

”スイッチ・ON!”         ←これも主観です。

            浪越徳次郎(「指圧の心は母心」)の親指風。

これらを体験しながら何回もやり体にしみこませていきます。

”習うより慣れよ”ですね。

 

習うより慣れよ

昨年末、裾野高校 福祉介護系列の3年生に話をさせていただきました。
話の中でいつも伝えている言葉があります。それは困っていそうな人を見かけたら「何かお手伝いしましょうか?」と言ってみたらどうかと言うことです。


担当の先生はその時の話だけで終わらせず、この言葉を冬休みの課題として、休み中1回使ってみることをあげたそうです。
後日、生徒さん達の感想も読ませて頂きました。言われて理解するだけでなく、やってみてわかることもあると思います。
これこそ”習うより慣れよ”だと思います。

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講演の時に書いたブログです。

ameblo.jp

 

その時の妻のブログです。

ameblo.jp

 

 (参考まで)

裾野高校学校ホームページ >> 福祉介護系列>>「 みて得通信 4号」 

 

 

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旅行にGO!...で感じたこと

 ”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

概要

8月20日~22日まで東京に旅行に行ってきました。

1日目:東京駅近辺・両国

2日目:浅草

3日目:上野動物園

 

1日目:東京駅近辺・両国

”東京駅”近辺で昼食と買い物。

秋葉原駅”で地下鉄に乗り換えるのですが、駅が広く綺麗になっていてビックリしました。(完全におのぼりさんです)

その後1日目のホテルがある両国”へ移動しました。

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2日目:浅草

両国で泊まったホテルの近くにある”鼠小僧のお墓”がある”回向院”に寄ってから、”スカイツリー”に向かいました。

 ”鼠小僧のお墓”の前までは、私の車椅子では簡単に行けないのでお参りだけしてきました。

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スカイツリーへは、墨田区をルート毎(3ルート)に走っている循環バスで向かいました。

スカイツリー”へは押上駅”が便利です。

このバスはどこまで行っても大人100円/人で、約15~20分おきに走っています。

観光スポットだけでなく色々なところに停車するので、料金や時間の便利さからか区民の足になっていました。

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車内には小型のバスにも関わらず、車椅子用のスペースになる座席が2つありました。

この辺りも住民の足になっている証拠?でしょうか。

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 ”スカイツリー”があるソラマチに到着です。

長女は小学校の修学旅行で、義理の妹は会社の旅行で”スカイツリー”に上ったことがあったり、私達もわざわざ上る必要がないと思い”ソラマチ”の一部だけにしました。

(一部でもかなり広いです)

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お昼は”ソラマチ”内のフードコートで食べました。

車椅子だと席と席の間を通れなかったり、広い通りから奥に入って行けないので、この様な席があるととても便利です。

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2日目のホテルがある”浅草”へ移動しました。

電車で”浅草”へ来るのも”浅草”から出発するのもエレベーターの問題がありましたが、後で記述したいと思います。

 

体格のよい人力車夫の方達がたまっていたり、観光客・外国人・着物姿の人人力車に乗る勧誘をしまくっていました。(しつこくはないです)(外国人で着物姿だと何回勧誘されていることか)

人力車といえど企業ですから売上を意識する点は理解しているつもりです。でも名所なので訪れた方達に嫌なイメージを持たせなければよいのですが...

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この後は、”仲見世通り”→”浅草寺”→ホテルへ到着しました。

浅草寺”にはエレベーターもあり、車椅子でも参拝できます。

 

3日目:上野動物園

パンダが産まれたこともあって、さらにパンダ押しでした。

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広いので園内間の移動にモノレールも利用できます。(有料)

行きは徒歩で行ったのですが、帰りは暑すぎたこともあり、モノレールを利用しました。

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エレベーターでモノレールのホーム階へ。

スロープの準備をしてくれ、モノレールの到着を待ちます。

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 モノレールが到着するとスロープをかけてくれ、最後に写真のように乗ります。

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エレベーターって

ホームでエレベーターの位置はわかりづらいですし、地下鉄の場合地上に出たところがどこかわかりません。

(日本語がわかる私達でも大変なのですから、日本語がわからない外国の人達はもっと大変でしょう。健常者でもキャリーバッグを引きずりながら右往左往することになります。オリンピックまで後3年しかないけれど大丈夫なのか?!)

構造上仕方ないですが、今回もホームの端にエレベーターがありホームの端まで行ってエレベーターを上がると、場所がわからないばかりか目的地はもう一度ホームの長さを歩いて行かなければいけませんでした。(ちなみに通常の出口は目的地側でしたが階段だけです)

 

地下鉄に乗る時も、通常の階段の入り口は簡単にわかるのですが、エレベーターを利用しようと思っても、どこにエレベーターがあるかわかりません。

今回も電話で問い合わせをして、周辺の地図があったので見ると行き過ぎていたので、戻って見てみるとビルのところにありました。(特に掲示もなく人も多かったので、わからなかったのではと思います)

優先エレベーター

健常者は階段・エスカレーター・エレベーターから選んでエレベーターを利用していますが、車椅子・ベビーカー・膝が不自由なご高齢の方等エレベーターしか選択肢がありません。(この様な理由から優先エレベーターがあります)

 

でも優先エレベーターがあるからと言って優先的に利用できるわけではありません。

今だにそうですが、途中の階で降りてエレベーターに乗ろうとしても、車椅子が入れるスペースがなければ見送らなければなりません。乗る時は意識している人もいると思いますが、普通に皆さん使っていますからね。まず誰も降りてエスカレーターで行こうとしませんから...いつもエレベーターの扉が開くまでドキドキです。乗れなくて10分位待ったこともあります。

結局は、優先エレベーターを利用する人の意識が大切になってきます。

 

あるデパートでは1Fには係の人がいて一般のエレベーターと優先エレベーターの人の交通整理をしていた上でエレベーターの中にもエレベーターガールがいたので、途中の階で降りても安心していられました。(人件費はかかっていると思いますが...)

でもある施設では優先のエレベーターが沢山あっても交通整理してくれる人がいないので、途中の階ですがみんな並んでいました。

この現象、宿のバイキングで利益率が少ないと人がその場で作ってくれることで、1回で多くとられないようにしていたり、何回も行きづらくしているのとにていますね。

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ちなみに車椅子でウロウロするのって、介助者にとってはかなりの負担です。

参考までに以前書いたものです。

khasekids.hatenablog.com

 

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