「脊髄小脳変性症」で車椅子。「伊豆のバリアフリー旅行会社 青いかば旅行社」代表の日記

日々のたわいもない出来事、バリアフリーのこと等を書いていきたいと思います。

講演:静岡県立裾野高校(体験+講演)

”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

概要

11月2日は静岡県立裾野高校 福祉介護系列3年生に講演をさせて頂きました。

N先生の提案で、昨年は1階で行ったのですが、今年は生徒さん達の人数が昨年より多いので2階の実習室で行わせてもらえないかと言うお話があったのと、知識として知ってはいるのですが、実際に車椅子の階段介助を体験した事がない生徒さん達がいるとの事でしたので、早目に行って生徒さん達に2階の実習室までの車椅子の移動と階段ののぼりおりの介助をしてもらいました。

知識だけでなく、体験してみる事が大切なのだと思います。

車椅子の階段介助を体験をしてもらった後、講演を行いました。

車椅子の階段介助体験

玄関のところで待っていると、車椅子の階段介助をしてくれる生徒さん達がやってきました。

その時階段まで行くのに車椅子を「自分で漕いでいきますか?それとも押していった方がいいですか?」と聞かれました。

後で講演のところで書きますが、決定権は聞かれた私にありますが、さらに選択肢を提示できているところは凄いと思いました。

講演を行う2階の実習室まで N先生の提案で生徒さん達に車椅子の移動と階段ののぼりおりの介助をしてもらいました。

「ブレーキをかけます」

「持ち上げます」

「降ろします」

「進みます」

声かけをしてもらったので、次の動作への心づもりができ、不安にならずに済みました。

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講演 

普段”心のバリアフリーの話の中で「何かお手伝いしましょうか?」を使ってみたらどうでしょうと言う話をしています。決定権は相手にあるので勝手に自分で判断しないようにしましょうという事です。

担当のN先生とメールでやりとりする中で、以下のような選択肢を提示してもらいました。

「車椅子ごと運びましょうか?」

「移動時間がギリギリになってしまうので、時間を早めにして長時間お待たせしてしまいますが可能でしょうか?」

「昨年と同じ狭い部屋になってしまいますが、1Fでやりますか?」

「車椅子ごと運びましょうか?」

このメールを見て妻から「決定権は相手にあるけれど、勉強している人達はさらに相手に選択肢を提示できるんじゃない?」と意見があり、話の中に入れさせてもらいました。 

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おまけ

帰りの階段も、生徒さん達が車椅子ごと運んでくれましたし、車まで連れて行ってくれました。

車椅子を押してくれたり、階段を持ち上げて運んでくれた生徒さん達と玄関前でパシャリ。

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講演の様子が”裾野高校”のホームページで紹介されています。

裾野高校学校ホームページ

 

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