福祉の視点を持って中高生で街づくりを考えよう!(前半)
”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です。
概要
伊東市社会福祉協議会主催で福祉の視点で街を見てみようという中高生に向けた「街づくりプロジェクト」が今年は夏休み4日間で実施します。
(このプロジェクトに関わらせて頂いて5年目になります)
前半の2日間が終わりました。
1日目はグループ分け・役割、レクリエーション、私達の講演、社協の講演
2日目は車椅子体験、白杖・アイマスク体験、来週行われる調査項目・ルート・担当を決めました。
後半の2日間の内、
3日目は”伊豆シャボテン動物公園”と”伊豆急行の伊豆高原駅”を調査します。
4日目は調査のまとめを実施します。
1日目
私達の講演の様子です。
・誰でもできる”心のバリアフリー”の話
・これからの社会は家庭も含めて福祉の視点が大事になってくるという話
・観光地は”観光+α”の視点が大事でαの部分が福祉になってくれればという話
等を自己紹介・会社紹介・活動の様子と共に話ました。
この話が3日目の調査時の参考になってもらえたら嬉しいです。
2日目
車椅子と白杖の勉強と操作/方法の練習・説明を受けてから、外に出てそれぞれ簡単に体験してもらいました。安全を考え、できるだけ歩道が広くて車通り・人通りが少ないところを選びました。
これらの勉強・体験を踏まえて調査項目等を決めてもらいました。
車椅子体験の様子
「歩道でも結構ボコボコしている」と言っていた子、歩道でも車が出入りするところは傾斜になっているので低くなっている車道の方に引っ張られてしまった子等、室内とは違うことも感じてもらい来週の調査の時の参考になってもらえたらと思います。
白杖・アイマスク体験
視覚からの情報は87%と言われており、人間は視覚からの情報に頼っています。
かなり神経を使って疲れたとは思いますが、実際に外に出て体験してみることで視覚が不自由な人がどのように感じているのかも分かったと思います。
来週の調査の時、視覚が不自由でもどうやったら楽しめるか?どういう情報が分かるとよいか?どんな声かけが必要か?どんな工夫がされているか?等、視覚が不自由な人の視点でも考えられるようになったと思います。
(”視覚が不自由”と言う部分を”日本語がわからない”とするとインバウンド対応にもいえる考え方になると思います)
調査項目・ルート・担当
今迄のことを踏まえ、来週の調査の時の各施設での調査項目・ルート・担当を決めました。
来週の調査の時は夏休み中なので観光客が沢山いるはずです。
そのような状況の中でも、今回勉強したことを活かしつつ楽しく調査してもらえたらと思います。
おまけ
8月19日の伊豆新聞に「街づくりプロジェクト」のことを書いてくださいました。
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