「脊髄小脳変性症」で車椅子。「伊豆のバリアフリー旅行会社 青いかば旅行社」代表の日記

日々のたわいもない出来事、バリアフリーのこと等を書いていきたいと思います。

旅行にGO!...で感じたこと

 ”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です

概要

8月20日~22日まで東京に旅行に行ってきました。

1日目:東京駅近辺・両国

2日目:浅草

3日目:上野動物園

 

1日目:東京駅近辺・両国

”東京駅”近辺で昼食と買い物。

秋葉原駅”で地下鉄に乗り換えるのですが、駅が広く綺麗になっていてビックリしました。(完全におのぼりさんです)

その後1日目のホテルがある両国”へ移動しました。

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2日目:浅草

両国で泊まったホテルの近くにある”鼠小僧のお墓”がある”回向院”に寄ってから、”スカイツリー”に向かいました。

 ”鼠小僧のお墓”の前までは、私の車椅子では簡単に行けないのでお参りだけしてきました。

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スカイツリーへは、墨田区をルート毎(3ルート)に走っている循環バスで向かいました。

スカイツリー”へは押上駅”が便利です。

このバスはどこまで行っても大人100円/人で、約15~20分おきに走っています。

観光スポットだけでなく色々なところに停車するので、料金や時間の便利さからか区民の足になっていました。

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車内には小型のバスにも関わらず、車椅子用のスペースになる座席が2つありました。

この辺りも住民の足になっている証拠?でしょうか。

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 ”スカイツリー”があるソラマチに到着です。

長女は小学校の修学旅行で、義理の妹は会社の旅行で”スカイツリー”に上ったことがあったり、私達もわざわざ上る必要がないと思い”ソラマチ”の一部だけにしました。

(一部でもかなり広いです)

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お昼は”ソラマチ”内のフードコートで食べました。

車椅子だと席と席の間を通れなかったり、広い通りから奥に入って行けないので、この様な席があるととても便利です。

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2日目のホテルがある”浅草”へ移動しました。

電車で”浅草”へ来るのも”浅草”から出発するのもエレベーターの問題がありましたが、後で記述したいと思います。

 

体格のよい人力車夫の方達がたまっていたり、観光客・外国人・着物姿の人人力車に乗る勧誘をしまくっていました。(しつこくはないです)(外国人で着物姿だと何回勧誘されていることか)

人力車といえど企業ですから売上を意識する点は理解しているつもりです。でも名所なので訪れた方達に嫌なイメージを持たせなければよいのですが...

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この後は、”仲見世通り”→”浅草寺”→ホテルへ到着しました。

浅草寺”にはエレベーターもあり、車椅子でも参拝できます。

 

3日目:上野動物園

パンダが産まれたこともあって、さらにパンダ押しでした。

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広いので園内間の移動にモノレールも利用できます。(有料)

行きは徒歩で行ったのですが、帰りは暑すぎたこともあり、モノレールを利用しました。

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エレベーターでモノレールのホーム階へ。

スロープの準備をしてくれ、モノレールの到着を待ちます。

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 モノレールが到着するとスロープをかけてくれ、最後に写真のように乗ります。

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エレベーターって

ホームでエレベーターの位置はわかりづらいですし、地下鉄の場合地上に出たところがどこかわかりません。

(日本語がわかる私達でも大変なのですから、日本語がわからない外国の人達はもっと大変でしょう。健常者でもキャリーバッグを引きずりながら右往左往することになります。オリンピックまで後3年しかないけれど大丈夫なのか?!)

構造上仕方ないですが、今回もホームの端にエレベーターがありホームの端まで行ってエレベーターを上がると、場所がわからないばかりか目的地はもう一度ホームの長さを歩いて行かなければいけませんでした。(ちなみに通常の出口は目的地側でしたが階段だけです)

 

地下鉄に乗る時も、通常の階段の入り口は簡単にわかるのですが、エレベーターを利用しようと思っても、どこにエレベーターがあるかわかりません。

今回も電話で問い合わせをして、周辺の地図があったので見ると行き過ぎていたので、戻って見てみるとビルのところにありました。(特に掲示もなく人も多かったので、わからなかったのではと思います)

優先エレベーター

健常者は階段・エスカレーター・エレベーターから選んでエレベーターを利用していますが、車椅子・ベビーカー・膝が不自由なご高齢の方等エレベーターしか選択肢がありません。(この様な理由から優先エレベーターがあります)

 

でも優先エレベーターがあるからと言って優先的に利用できるわけではありません。

今だにそうですが、途中の階で降りてエレベーターに乗ろうとしても、車椅子が入れるスペースがなければ見送らなければなりません。乗る時は意識している人もいると思いますが、普通に皆さん使っていますからね。まず誰も降りてエスカレーターで行こうとしませんから...いつもエレベーターの扉が開くまでドキドキです。乗れなくて10分位待ったこともあります。

結局は、優先エレベーターを利用する人の意識が大切になってきます。

 

あるデパートでは1Fには係の人がいて一般のエレベーターと優先エレベーターの人の交通整理をしていた上でエレベーターの中にもエレベーターガールがいたので、途中の階で降りても安心していられました。(人件費はかかっていると思いますが...)

でもある施設では優先のエレベーターが沢山あっても交通整理してくれる人がいないので、途中の階ですがみんな並んでいました。

この現象、宿のバイキングで利益率が少ないと人がその場で作ってくれることで、1回で多くとられないようにしていたり、何回も行きづらくしているのとにていますね。

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ちなみに車椅子でウロウロするのって、介助者にとってはかなりの負担です。

参考までに以前書いたものです。

khasekids.hatenablog.com

 

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