『誰にとっても優しい街は観光客にも優しい街ではないか?』 【合理的配慮研修会_旅館、観光施設の視察と座学研修】
”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ”はせきっずです。
●過去のブログ記事については、画面に向かって左上にある『「脊髄小脳変性症」で車椅子。...▼』→『記事一覧』を選んで参照ください。
概要
『ユニバーサルツーリズムにおける合理的配慮研修会~誰もが安心して快適に過ごせる観光地であるために~』と題して、
・12/8 シンポジウム
・12/15 旅館、観光施設の視察と座学研修
を実施します。
12/15 2日目の旅館、観光施設の視察と座学研修を実施しました。
今回初めてご参加頂いた方もいらっしゃったので、簡単に合理的配慮の話をした後、グループワークをして頂きました。
グループワークでは、
”車椅子の方への合理的配慮を考える~ランチのお店を教える~”
という課題に対してグループ毎に考えて頂き、各グループ毎の意見を聞きました。
また視察後は、視察先の感想や意見も個々人でまとめて頂きました。
視察では、障がい者対応だけではなく、外国の方への対応にも取り組んでいらっしゃる施設に伺い、説明もして頂きました。
【午前】靑山やまと(宿泊施設)
【昼食】
”健康福祉センター”へ戻り昼食をとりました。
希望者だけですが、『トラベルヘルパーセンター東伊豆』様に作って頂いたお弁当をいただきました。
写真はありませんが、配慮が必要な方がいたので対応したお弁当を作ってくださいました。これも食に関する”合理的配慮”の1つです。
昼食後、午後視察する”大室山登山リフト”へ出発する前に、熱海市で介護タクシーをされている『伊豆おはな』様により、電動車椅子の乗車を見せて頂きました。
【午後】大室山登山リフト(観光施設)
上2つの写真は乗車と降車の違いはありますが、どちらも車椅子ユーザーへの対応です。
同じ車椅子ユーザーでも、その人の状況によって違います。十羽ひとからげに勝手に判断・対応するのではなく、わからなければ相手に聞くことです。このことが”合理的配慮”になります。
ご自分の車椅子を使いたい方は、1つ前のリフトにのせます。(*電動車椅子等はリフトにのせられるかその場での判断となります)
山頂に自走式の車椅子もあるので、そちらを利用することもできます。
山頂で説明を受けました。
山頂にあるトイレです。
風もよけられ、眺望も良いので思わず長いしちゃいます。
通常のテーブルは車椅子で入ろうとすると脚にぶつかって奥まで入れず、テーブルから離れた状態で食事等することになるのですが、ここのテラスのテーブルは脚や高さも工夫されています。
このテーブルがいくつもあります。
参加者の皆さんと富士山をバックにパシャリ!
”合理的配慮”は簡単にいうと、色々な人が過ごしやすいように、自分の立場で出来ることはやっていきましょうということだと思います。
まずは誰でも出来る困っている人に声をかけるところから始めてみてはどうですか?
おまけ
視察に快く対応して頂いた2つの施設をリンクしておきます。
●『靑山やまと』
●『大室山登山リフト』
●『トラベルヘルパーセンター東伊豆』
●『伊豆おはな』
●1回目のブログです。
興味のある方は見てみてください。
●12月18日『伊豆新聞』に掲載して頂きました。digital.izu-np.co.jp
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