伊豆のバリアフリー情報(調査:初島さんぽ!?)
”伊豆のバリアフリーコンシェルジュ” はせきっず です。
概要
6月22日は車椅子でも船に乗って”初島”へ行けるのか、どんな感じなのかを調査する為に”トラベルヘルパーセンター東伊豆”の吉間さんと清水さんにサポートして頂きながら、一緒に”初島”へ連れて行ってもらいました。
”初島”とは熱海港・伊東港から船で30分位で行ける約周囲4kmの有人島で、今はリゾートアイランドになっています。
自分の車椅子を人力車のようにして使う”JINRIKI”を実際に町中で試してみたかったので、妻が数年前に地方紙で熱海市観光協会さんにあったはずだと覚えており、問い合わせると無料貸出して頂けました。
この”JINRIKI”前の人は引っ張り後ろの人は押す感じで使用します。(2人で引っ張ったり押したりするので、力も1/2で済み坂等も相当楽だったようです。引っ張る人 1人だけでも使えます)着脱も簡単にできますし、使わない時は分離して袋に入れて運びます。
熱海港
熱海港の方が本数が多いのと、船は2種類あり伊東港は通常の船だけですが、熱海港は通常の船と、時間によってですが乗船の時エレベーターを使えるタイプの船があり、”JINRIKI”は熱海市観光協会さんからお借りするので熱海港から乗船しました。
熱海港の多目的トイレ
いよいよ乗船
行きは通常の船で。
2階のデッキへ乗船しますが、乗船の時お手伝いして下さいます。
(ボーダーのシャツの方々がそうです)
デッキの車椅子用スペース
利用しませんでしたが、デッキには車椅子用のスペースもあります。
30分程度の船旅ですが「さようなら熱海の街!」
1階から降りるのでこのような階段は人力で対応してくださいます。
初島上陸
・健常者の場合ホテルの送迎バスがあります。
・車椅子の場合ホテルの方(船着き場から右方向へ進む)から行くと、緩い傾斜の坂や平らな道が2km位ある感じ
・直接”アジアンガーデン”に行こうとすると(船着き場から真ん中を進む)初島の町中をつっきりながら、急坂を登って行きます。
・船着き場から左方向にある食堂街方面に行くと、しばらく海岸線をウォーキングした後、”島の湯”以降100段近い階段になります。
ホテルは島の頂上付近にあるので、昼食をとりに”アジアンガーデン”に向かいました。
南国の雰囲気がただようスペースです。
”Googleマップやその中のストリートビュー”を見ると階段があり車椅子で島を1周することはできそうになかったのですが、実際に行ってみるとやはり階段がありました。
私達はホテルの方には行かず、”アジアンガーデン”を出て階段を降りてきました。
写真のような階段は”島の湯”付近だけです。写真奥のような階段が続きます。
(私の場合、肩を借りたり手すりにつかまれば歩けるのですが、そうでない場合はホテルの方に行くか、もときた道を戻るしかなさそうです)
初島 船着き場付近の多目的トイレ
船着き場のすぐ近くに青い屋根のスーパーがあり、その横にあります。
帰途
帰りはエレベーター付きの船に乗船しました。
船の横にあるエレベーターから車椅子は乗船します。1階か2階にしか行けないので、2階にしました。
船内のエレベーター
船内の多目的トイレ
これで初島の調査は終了です。
ちょっとした船旅感覚を味わうだけならよいかも知れません。
「さようなら初島!」
おまけ
ご一緒した”トラベルヘルパーセンター東伊豆”の吉間さんのフェイスブックへの投稿です。
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